投資信託では多くの投資家が販売会社を通じて資金を出資し、それをアセットマネージャーと呼ばれる資産運用のプロの指示により金融資産や不動産などに投資しています。 投資家にはその運用によって発生した成果が分配されます。 この成果は利益だけでなく損失も含まれます。 投資家の中には外貨投資を行う方も多いのではないでしょうか。

優良企業が多いアメリカやEUに投資する方が9割を占めているそうです。 また、世界の資源株に対してナチュラルリソースファンド豪ドルクラスを通じて投資する日本人も多いのではないでしょうか。 オーストラリアの主産業は農業です。 日本の約20倍にも及ぶ国土を活かして、野菜や果物だけでなく小麦やサトウキビを生産しています。 農業だけでなく酪農品やワインの輸出も非常に盛んです。 このような資源株への投資は、中期もしくは長期的な値上がりによる利益を目的としています。

豪ドルをはじめとして外貨投資では、外国投資信託における資源国通貨での実質的運用による為替ヘッジプレミアムを期待することができます。 日本の販売窓口の証券会社や投資信託会社でも、豪ドルを扱っているところが多いですね。 投資を対象とする海外投資信託の組入資産は、原則米ドルで売って豪ドルで買うという為替ヘッジが行われます。 為替ヘッジとは事前に決めておいた将来のある時点に一定の交換レートで外貨を売って円を買い、為替変動で生じる資産価値の変動を回避するための取り引きのことです。 通貨の先物取引やオプション取引を利用することにより、可能となります。 そのため円に対する為替変動の影響が大きく出ます。

一般的に豪ドルに対する外国為替相場が円高になると、ファンドの基準価額の値下がりが見られます。 完全に為替ヘッジを行える保証はありません。 豪ドルと米ドルの2通貨の金利差を得られなかったり、米ドルの円に対する為替変動の影響を受けたりします。 また豪ドルの金利が米ドルのそれよりも低いと、その金利差に相当する費用が発生します。 この費用はヘッジコストと呼ばれています。 リスクを小さく抑える投資として、分散という方法が挙げられます。

投資先を複数にすることや、不動産や債権や株式など異なる資産への投資が挙げられます。 米ドルでの投資信託を行っている方も、ぜひ分散の1つとして豪ドルを視野に入れてみてはいかがでしょうか。 投資することにより世界の様々な国の状況を把握できるということも、投資信託の魅力の1つですね。