ビットコイン(BTC:Bitcoin)や暗号通貨(仮想通貨)に興味があって持ってみたいけど、初めて人はどうやって買ったらよいかわかりませんよね。
ビットコインを手に入れる方法は2つです。
- 持っている人から直接買う
- 暗号取引所から購入する
持っている人が身近にいても、取引所で購入するほうが気兼ねないですよね。
取引所ってたくさんあるし、どこを選んでよいか迷うと思います。
そこで、初めてビットコイン取引所の口座を作りたいと考えている人の初心者の方に、取引所11社と、選ぶときに気をつけたいことなどをご紹介していきます。
Contents
ビットコイン・暗号通貨取引所とは?
簡単にいえば、円でビットコインを売ったり買ったりできる場所です。
どこで交換しても一緒かというとそうではなく、過去には取引所が破綻してしまったという事件もありました。なのでどこの取引所を選ぶかはとても重要になります。
日本語、日本円に対応したビットコイン販売所も増えてきました。
選ぶときの重要なポイントとして、
・会社の安全性
・取引量
・保有口座のセキュリティ
・取引手数料の安さ
・資本金
・業界団体に加入しているかどうか(日本ブロックチェーン協会 JBA)など、
気に入った取引所が決まったら、まずはホームページにアクセスし、会社概要などをしっかり確認しましょう。
以下に、初心者に知っていただきたい、暗号通貨取引所の基本情報などを書いていきます。
ビットコイン・暗号通貨取引所11社を紹介
ちなみに比較の中で出て来るTaker手数料とは、注文版(マーケット)に成功注文(値段を指定しない)をするユーザーへの売買手数料のことです。
Maker手数料とは、注文版(マーケット)に指値注文(希望した価格で買ったり売ったりすること)で板に値段を提示するユーザーへの売買手数料のことです。
取引手数料は無料のところがほとんどですが、入金手数料、出金手数料、売買手数料などは別途は発生します。
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bitFlyer(ビットフライヤー)
国内一のビットコイン取引量があり、国内の仮想通貨関連企業の中では資本力はトップクラスになります。SMBC、みずほフィナンシャル、三菱UFJ、第一生命、三井住友海上、リクルート、SBI、電通、GMO・・と名だたる企業が株主なのも安心感ありますね。
Bitcoin以外だと、イーサリアム(Ethereum/ETH)も購入可能です。クレジットカードでビットコインを購入できることも特徴ですね。楽天などのネットショッピングでビットコインが貯まるサービスもあります。今後価格上昇が期待されるビットコインが買い物で貯まるなんてお得ですよね!
本社:日本
取引手数料:無料(期間限定)
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coincheck(コインチェック)
暗号通貨取引所のウェブページは見づらいところも多いのですが、coincheckはシンプルで非常に見やすく、初心者にはとてもありがたい取引所です。スマホでいつでもチャートなどをチェックするにも便利です。ビットコイン以外にも、イーサリアム(Ethereum/ETH)、イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)、リスク(Lisk/LSK)、ファクトム(Factom/FCT)、モネロ(Monero/XMR)、Augur(オーガー/REP)、リップル(Ripple/ERP)、ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)、ネム(NEM/XEM)、ライトコイン(Litecoin/LTC)、ダッシュ(DASH/DASH)と、多数の仮想通貨(アルトコイン)を取り扱っています。ここも必ず抑えておきたい取引所です。
本社:日本
取引手数料:
Taker 手数料0.150 %
Maker 手数料0.000 %
(月間取引量により変動有)
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Zaif(ザイフ)
ホリエモンこと堀江貴文氏が技術アドバイザーを務めるテックビューロ・ラボが開発したという取引所。ビットコインの他に、日本初の暗号通貨といわれるMonacoin(モナーコイン・モナコイン)を取引できることが特徴です。
ビットコインの現物取引手数料がマイナスになっていて、実際に取引をすればするほど手数料が返ってくるという仕組みも面白いですね。(受け取れる上限はひとつの取引につき最大で200円まで)
本社:日本
取引手数料:
Taker 手数料 -0.01 %
Maker 手数料 -0.01 %
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bit bank Trade(ビットバンクトレード)
ビットバンクトレードの魅力のひとつはレバレッジが高いのに、なんと追証がないということです。さらに最大レバレッジは20倍です。投資目線で大きく資産を増やしたいという方には注目の取引所と言えそうです。
本社:日本
取引手数料:無料
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BIT Point(ビットポイント)
2016年の3月に設立している取引所で、暗号通貨取引所の中ではレバレッジ最大25倍と日本では最高倍率になっています。預けた資産は基本的に分別をしていて、ほかの会社に「信託保全」として預けるシステムを使っています。
本社:日本
取引手数料:無料
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Fiasco(フィスコ)
取引手数料が無料、登録後入金してから取引開始までが早く高いセキュリティです。
スマートフォンからも見やすくこちらも初心者には使いやすい暗号通貨取引所です。
本社:日本
取引手数料:無料
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Kraken(クラーケン)
ヨーロッパを中心として世界的に業界大手に位置する取引所です。
ビットコイン以外にも、リップルコイン、ネームコイン、ドージーコイン、ステラを扱っています。円、ドル、ユーロなどでも取引可能です。ホームページも日本語対応でスタイリッシュです。
本社:アメリカ
取引手数料:
Taker 手数料 0.260 %
Maker 手数料 0.160 %
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Lemuria(レムリア)
世界のビットコイン業界で基準となっている「Bit Go」を日本で最初に取り入れています。
また100円という少額からビットコインが取引可能です。
本社:日本
取引手数料:無料
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QUOINEX(コインエクスチェンジ)
ホームページが見やすく、デモをすることが出来るので実際に初めてみる前に雰囲気がつかめます。サポート体制もメール以外にLINE での対応があります。
本社:日本
取引手数料:無料
BTCBOX(ビーティーシーボックス)
取引高が多く、取引手数料も無料のため人気の取引所です。2年以上サーバーダウンゼロというところもセキュリティがしっかりとしていそうです。
本社:日本
取引手数料:無料
POLONIEX(ポロニエックス)
世界で最も多くの仮想通貨を取り扱っている海外の暗号通貨取引所です。
ビットコインの他にイーサリアム、ライトコイン、リップル、ファクトムなど多くの通貨が取引できますが、英語表記のみなので英語が苦手な人には向きません。
本社:アメリカ
取引手数料:
Taker 手数料 0.25 %~
Maker 手数料 0.15 %~
(取引数量により異なる)
取引所開設方法を知りたい・自分の口座を作りたい
口座開設は意外と簡単です。メールアドレスあれば無料すぐに登録ができます。特に日本の暗号通貨取引所はもちろん日本語ですし、facebookログインなどに対応している取引所もあります。
本人確認は免許証の場合が多いですが、パスポート、顔写真付き住基カードなどでできます。
本人確認は、スマホやパソコンで写真を撮ってネット上にアップするだけです。
スマホでも登録可能です。アプリもある取引所もありますのでインストールしておくと便利です。
スマホでもパソコンでもどちらの画面でも確認しておけるようにしておくと、スマホが壊れてしまった時などにも対応できますのでオススメです。
1つ大事なことですが、一か所の取引所だけではなく、リスクを分散することは重要です。複数口座開設をすると良いですね。詳しい開設方法はまたどこかで記事アップしたいと思いますが、日本の取引所なら画面を見ながら普通に進めていけば日本人ならまず大丈夫だと思います!
レバレッジとは?
投資の目的がない方には関係ないところですが、一応説明しておきます。
(単に買い物のためにビットコインを持ちたいという方はスルーしてください)
レバーは「テコ」という意味で、レバレッジはテコの原理で、小さな力(金額)から大きなもの(金額)を持ち上げことから由来しています。
取引所にはビットコインをFXトレードのように、運用ができるレバレッジという取引方法があります。
例えば、取引口座に10万円の証拠金(保証金や担保金ともいいいます)しかなくても、5倍のレバレッジを使えば、50万円分ものもの取引をすることができます。
動かすお金も大きいので得られる利益も大きいですが、逆に損失も大きくなります。
暗号通貨投資でレバレッジは一つの醍醐味ですが、レバレッジをかける前にはリスクを十分に確認して利用しましよう。
結局どこが一番良いの? おすすめの暗号通貨取引所は?
安心安全、セキュリティーについて
ここでコールドウォレットについて説明しておきたいと思います。
コールドウォレットとは、オンライン上のコインを、オフライン型(コールドストレージ) に移動し、安全なところで管理するウォレットです。ウォレットを紙に印刷しておく、ペーパーウォレットなどがあります。 かつてマウントゴックス社はこのへんの整備が整っていませんでした。
コールドウォレットによるビットコインの管理
当時、Mt.GOX(マウントゴックス)のコールドウォレットの管理は完全なオフライン状態で行われていなかったため、安全性が確保されていませんでした。
coincheckでは、お客様からの預り金の内、流動しない分に関しては安全に保管するために、秘密鍵をインターネットから完全に物理的に隔離された状態で保管しています。
97%以上の資産が、このコールドウォレットに保管されています。
※coincheck ホームページより引用
こうしたことは本当に重要ですね。但し世の中何が起こるか分かりません。世界中のハッカーがなんとか編みをくぐろうとしていると思うので、できる限り分散しておきたいものです。
取引所のおすすめは? 暗号通貨取引所比較ランキング
安全性や利便性といった観点で、ベスト4社を選びました。
第1位 bitFlyer(ビットフライヤー)
初心者がまず安心して取引を依頼できるという点では、国内ビットコイン取引所の中では資本金・取引量ともに国内ではNo.1といわれている、bitFlyer(ビットフライヤー)が一番良いでしょう。ここは必ず抑えておきましょう。
第2位 coincheck(コインチェック)
初心者向けのわかりやすい設計となっていて、取引がしやすく、多通貨取引もできることもポイントですね。使いやすさでいうとビットフライヤーよりも上かもしれません。2017年4月8日(土)~ 5月31日(水) 最大5000円キャッシュバックの新規登録キャンペーン中です!
第3位 bit bank Trade(ビットバンクトレード)
投資目的のある方はここも要チェックです。レバレッジの追証なしは魅力的ですね。
ちなみにこのリンクから登録すると、招待コードが発行されるので6ヶ月間取引手数料が20%割引になりますよ!
第4位 Zaif(ザイフ)
サイトもアプリも分かりやすく、使いやすいです。仮想通貨の分散保管先としても抑えておくとよいでしょう。
以上、4社はコールドウォレットに対応しているので安心感があります。二段階認証もありセキュリティーと使いやすさでランキング上位に選びました。分散してコインを保管しておくことでもオススメできますね。
その他参考サイト
暗号通貨取引所のクチコミ情報や評価が掲載されています。
まとめ(暗号通貨取引所を比較してみて)
取引所11社を取り上げましたが、実はもっとたくさんあります。メジャーどころをピックアップしました。
まだビットコインを持っていない人は慣れるまではちょっとハードルあるかもしれないですが、理解できるとほんと簡単なので、まずは取引所に登録し、少額でも購入してみてはいかがでしょうか。遅かれ早かれ暗号通貨が財布代わりになる時代は必ずやってきます。今年(2017年)は仮想通貨元年とも言われています。大きく通貨に対する概念が変わろうとしていますよ!