現在ビットコインをはじめとする暗号通貨はメジャーでないものを含めれば800種類以上、一説では1500とか3000とかいう人もいます。日々増え続けている状況です。

その系譜は当初、ビットコイン運用の基盤となるブロックチェーン技術の脆弱さやデメリットを改善することを目的としたアルトコインへと、そして今ではビットコイン2.0(暗号通貨2.0)へと変化しています。

ビットコイン2.0は広意義な使われ方もされますが、その中でもブロックチェーンの機能を拡張するために開発された拡張レイヤーが次々と公開されています。

代表的なのがビットコインのブロックチェーン上で独自のトークン発行や譲渡、配当などを可能にしたcounter party(カウンターパーティー)です。

この拡張レイヤーが開発されたことでトークンという概念が生まれ、暗号通貨自体の存在意義も徐々に変わりつつあります。

暗号通貨は売買時の決済方法としての定着を目的としていた感が強かったのですが、今では拡張レイヤー等でブロックチェーン機能を拡張したサービスを利用するための専用通貨としての発行目的のものも多くなってきました。

その中の1つがFactom(ファクトム)。

今回はこのFactom(ファクトム)の機能や特徴を説明して、将来的な投資価値について検証していきましょう。

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Factom(ファクトム/FCT)とは?

ファクトムは2015年に公開された暗号通貨の1つで、正式にはFactom(ファクトム)は前述の拡張レイヤーであるプラットホームの名称で、それを利用するために使用される暗号通貨はFactoid(ファクトイド)でありFCTと表記されます。Factoidは日本語に訳すと「擬似事実」。そんなイメージの通貨になります。

ファクトムをよく理解してもらうために、まずビットコイン2.0について説明しておきましょう。

■ビットコイン2.0とは?

画期的で利便性が高い決済方法を用い、既存の通貨ではできなかった流通の自由さが認められて徐々に普及しつつあるビットコインですが、決済方法としての通貨価値はまだまだ未知数です。

ビットコインのデメリットを改善した暗号通貨は次々と開発されていますが、実際に世の中に実用ベースで普及しているわけではありません。

現在、暗号通貨への投資は投機とも言われ加熱していますが、元々の投資価値があるとされた理由は、ビットコインの基盤とも言えるブロックチェーン技術の有用性です。

よく分からず暗号通貨に投資している方も多いですが、本質的価値は暗号通貨が使用されるプラットホームのもつテクノロジー(=ブロックチェーン)です。

ブロックチェーンは、「情報を分散して管理する」技術を用い、中央管理を必要とせず、また高いセキュリティ能力を持ちます。

よって今もこのブロックチェーン技術の既存システムへの応用と実用が多くの分野で検討されています。

そしてこのブロックチェーンの高い技術力を使って、さらに通貨以外の役割や機能を持たせたサービスと技術を提供しようという取り組みを総じてビットコイン2.0と呼ぶのです。

■Factom(ファクトム)はどんなことができるの?

それではブロックチェーン技術を用いてファクトムはどのようなことをするために開発されたのでしょうか。

まずはファクトムの公式HPに記載されている記述を見てみましょう。
・ファクトムを使えば、盲目的な信頼をもはや必要としません。
・ファクトムは、正確で、改変不可能で、第三者が検証可能な、データの記録を提供します。
・ファクトムは、ブロックチェーン上に、改変不可能なデータ記録のレイヤーを構築します。
・ファクトムは、恒久的なタイムスタンプがおされた、データ記録を、
 ブロックチェーンに埋め込みます。
・誰であろうが、ファクトムの記録を変更できる権限を持つ人はいません。

なぜなら、ブロックチェーンを基盤として使っているからです。ファクトムは、ビットコインのブロックチェーンに証明を記録することで、ビットコインのネットワークと同等のセキュリティ実現しています。

ファクトムを一言で言い表せば、分散型公証システムという言い方が1番シックリくるでしょう。

ファクトムは大量のデータをブロックチェーン上に記録して分散管理できるサービスで、ブロックチェーン技術の根幹とも言える高いセキュリティ力を安価で利用できるという特徴を持ちます。

企業等では大量の記録や書類などのデータを中央のデータベースで管理しています。

しかし、一極集中型の中央データベースでの一元管理は常時、消失や改ざん等のリスクが懸念されるため、その管理に高額な費用がかかる上、常に満足したリスク管理が行えているかには疑問の残るところです。

そこでこれらデータをブロクチェーンで分散管理することにより、安全性の高いセキュリティー管理を安価で行うことを可能にしたのがファクトムです。

事実、ファクト厶はウォール街の金融データ提供企業Intrinioに導入され、その実用性が証明されています。

IntrinioCEOレイチェル・カーペンターのファクトムへの言及は下記のとおりです。
「これまで多くの起業家達は高すぎる価格や手数料などに阻まれ、WallStreetのマーケットデータを使ったアプリケーション開発ができない状況にあった。我々は利便性の良いAPIをデベロッパーに安価で販売または譲渡することで、スタートアップなどの企業でもWallStreetのマーケットデータをユーザーに提供できるようにしたい。これはブロックチェーンのシンプルかつ強靭なデータ保護能力があればこそのサービスであり、革新的ファイナンシャル・ソリューションである。」

つまりファムトムを強靭なセキュリティを安価で提供できる管理システムであると太鼓判を押しているのです。

■ファクトムの重要性

ファクトムを一言で言い表せば、「強靭なセキュリティを安価で提供できる管理システム」ということになりますが、ファクトムが今なお各方面から注目されているのは、まさにこのシステムのもつ価値にあります。

ファクトムは何ができるのかについては説明しましたが、ファクトムの持つ一番特筆すべき機能はデータの存在証明です。

ブロックチェーン技術を基盤とするファクトムに記録管理することで、そのデータの公証性を実証することが可能なのです。

データを記録する際にも高い実証性が必要とされ、データの消失や改ざんも不可能、そして第三者による検証が可能ですから、データが存在していたことを実証、確認することも不可能ではありません。

よって下記のような公証にも応用できる可能性があります。
・文書の認証
文書の存在証明
・権利の登記
・電子的な記録
・ログの記録

このようなアプリケーションを開発すれば公証人役場なるものを必要とせずに、土地の契約書や申込書、注文書、譲渡履歴が不動産業者にあるパソコンで簡単に行われるようになるのです。

となれば企業だけでなく、行政においての利用の場も広がってきます。 

■ファクトムの記録方法

ファクトムの動きのイメージは、ファクト厶という分散型データベースがブロックチェーン上に乗っかってるような感じです。

簡単にファクトムを使った記録の流れを見てみましょう。

ファクトムの分散型データベースは下記の2つに分けられます。
・エントリーブロック
・ディレクトリーブロック

登録したいデータをファクトムに記録するとまずエントリーブロックに収められ、次にディレクトリーブロックでカテゴリー化されます。

そしてそのデータを1つの取引情報として、ブロックチェーン上に記録します。

このファクトムを利用して一連の作業を行うために必要になってくるのがFactoid(FCT)と呼ばれる仮想通貨です。

■Factoid(FCT)の役割は?

Factoidはファクトムを利用する際に必要なってくる仮想通貨ですが、使用の際には少々面倒な作業が必要になってきます。

利用する際にはFactoidをEntryCredit(エントリークレジット)に換金しなければなりません。

しかし、このエントリークレジットは再度Factoidに換金することはできませんし、他の仮想通貨との交換も不可能です。

つまりエントリクレジットはFactom利用に使用されるためだけの存在となっています。

こういったFactoidの持つ性質ほかの暗号通貨とは大きな違いとなってくるでしょう。

現在Factoidは4,379,973Factoidsで発行は終了していますが、取引所で購入するほか、マイニング報酬として得ることが可能です。

Factom(ファクトム/FCT)の投資価値は?

それではファクトムの今後の投資価値について検証していきましょう。

Factoidは公開年の2015年は10円/FCT前後と低調な推移をしていましたが、2016年に入ると一気に高騰の兆しを示し100円/FCTを突破したのを契機に200~300円/FCT、2017年に入ると400円前後を記録して順調な推移を見せています。

また5月に入ると再度高騰して一時2,000円を突破する勢いとなり、5月31日現在は1,500円程に落ち着いています。

とにかく2017年に入ってからの推移には目を見張るものがあるのは確かです。

それもこれもファクトムの今後の役割への期待値が高まっている証拠と言えるでしょう。

ファクトムは先に説明したように多くの可能性を秘めています。

その実用性に関しては小規模な会社の管理システムをはじめとして大規模な監査システムまで、下記のように多岐に及びます。
・病院カルテ管理
・選挙システムへの運用
・財産管理システム
・法的アプリケーション
・金融システム

またMicrosoftをはじめとした多数の企業との提携も決まっており、各業界からその将来性を期待されている暗号通貨となっています。

有用性が多岐に渡り、提携パートナーも強力。
投資先として期待できる通貨といえるのではないでしょうか。

Factom(ファクトム/ FCT)が購入できる取引所は?

Coincheck(コインチェック)です。ここは私も日頃使っています。

円で買うこともビットコインで買うこともできるので非常に便利です!

日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin

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